一般社団法人花巻観光協会[岩手県花巻市] イーハトーブの一番星をめぐる花巻の旅

湯っくり、湯ったり。温泉満喫の旅へ。

花巻のもうひとつの自慢は温泉の多さ。
台川、豊沢川沿いを中心に湯宿がならぶ花巻温泉郷、山峡に田園に、温泉が湧いています。
長い歴史のある秘湯から近代的なホテルまで個性いろいろ、泉質もいろいろ。
これぞ、東北有数の温泉地たるゆえんです。
何はともあれ各宿自慢のお風呂へどうぞ。
あふれ出るお湯に、美しい自然。日本人に生まれてよかったなァーー。
心の底から、そう思われることでしょう。

浴衣で散歩したくなる、ひなびた風情

 花巻の温泉地は市の西部、豊沢川と台川が流れ出る山あいを中心に点在しています。

 豊沢川の上流にあるのは、「鉛温泉」と「新鉛温泉」。鉛温泉は600年ほど前、白猿が傷を癒すのを見た宿のご先祖が源泉を発見したと伝わる秘湯で、来歴にちなむ浴槽「白猿の湯」は、深さ約1.25メートルある浴槽の底からお湯が湧いています。木造3階建・総ケヤキ造りの本館は、昔ながらの湯宿の雰囲気を現在に伝えています。宮沢賢治の童話「なめとこ山の熊」のなかにも、傷を癒す湯として登場する名湯です。

 いっぽう新鉛温泉は、こんこんと湧き出る3つの源泉を合計17もの湯船で楽しむことができるのが人気。豊沢川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂は格別と評判です。

宮沢賢治や高村光太郎も愛した名湯

 豊沢川中流にある温泉も個性豊かなところばかりです。

 「山の神温泉」のお湯はとろりとしており、花巻温泉郷でもめずらしい泉質。宮大工が手がけたという建築は、細部にまでこだわりが感じられます。

 「志戸平温泉」は今から1200年も前の平安時代、征夷大将軍坂上田村麻呂が発見したと伝わる温泉のひとつ。3つの源泉と20種類のお風呂、合わせて605坪という広さは岩手県ナンバー1を誇ります。

 同じく坂上田村麻呂の開湯伝説が残る「大沢温泉」は、江戸時代には南部藩主が訪れています。また、宮沢賢治や芸術家の高村光太郎もよく利用した名湯です。豊沢川沿いに2つの旅館と昔ながらの自炊部があり、特に自炊部のひなびたたたずまいは温泉情緒たっぷり。川沿いの混浴露天風呂・大沢の湯が名物です。

 「渡り温泉」は季節の花々や翡翠風呂など、女性にやさしいおもてなしの宿として人気の宿です。

バラと自然が調和する みちのくの名湯

 賢治の作品にも登場する景勝・釜淵の滝も近い台川沿いには「台温泉」と「花巻温泉」があります。上流にある台温泉は、やはり坂上田村麻呂伝説が残る温泉で、南部藩主も訪れた地。台川沿いに約15軒の湯宿が寄り添い建ち並ぶさまは昔ながらの温泉街で、今も十数カ所から源泉がこんこんと湧き出ています。

 この台温泉の引湯から始まり、今や東北を代表する温泉リゾートとなったのが花巻温泉です。現在は連絡通路でつながる3軒の大型ホテルが建ち、広大な敷地の中には5,000坪の広さをもつ花巻温泉バラ園もあります。そのスケール感と設備で、東北観光の拠点として親しまれています。

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